こんにちは、ファイナンシャルプランナーのLeeです。
ライフプランを考えると言っても漠然として何から始めたらいいのかわからないのが普通ですよね。
そしたらまず、大きな支出から目を向けてみてはどうでしょうか。
一般的に、将来にわたって大きなお金の使い道となるライフイベントは、住宅資金、教育資金、老後資金になります。
よく「人生の3大資金」と呼ばれています。
もちろん大きなお金ですから、早いうちからコツコツと貯めていく事がベターです。
そうは言っても理想通りにいかないのが世の常で、類に漏れず私もそうです(笑)
しかし遅いんじゃないかとあきらめずに、まず計画して自分に合った資金計画をたてていきましょう。
1.住宅資金
まず、ご自身の将来において、取得の時期を考えて、自己資金を貯めていきます。
最近は、自己資金が無くても融資をしてくれる金融機関も増えているようですが、やはり自己資金は重要です。
それは、どんなに健康な人でも病気をする可能性もあるし、今ある仕事を失う可能性もあります。
不透明な時代ですから、慎重になることは否めません。
最悪の場合、家を手放してローンを返済する事態になった時に、頭金の有無で左右されることもあります。
家は、建てた時から時間が経過するとともに価値も下がっていきますから、売却する際に、ローンの残債が、売却額より上まってしまうこともあると思います。
その際に、頭金を入れてローンを組んだ場合は、そのローン残高が、売却価格を上回るという可能性は低くなるでしょう。
また自己資金があると、融資を受ける際に特典がある場合があります。
一般的に、自己資金は、2~3割は、あったほうが良いと言われています。
まずは、計画としてライフプランに落とし込んでみましょう。
2.教育資金
教育資金は、ご自身のお子さんにかかる資金です。
実際に、教育資金は、教育方針や住んでいる地域など、色々と左右されることがありますので、そこの部分をご夫婦で話し合ったりすることから始めます。
それからこちらもコツコツと貯めていく事がベターです。
実際の教育費は、いくらくらいかかるのか、ご自分の教育方針や地域の学費などを調査をして目安を決め目標を持って貯めていくとモチベーションも上がると思います。
3.老後資金
老後資金は、まだまだ先で、なかなかイメージできないし、考えるのも面倒くさくなってなんとかなるさーくらいの位置にあるかと思います。
でも実際の話、働けなくなってからあわてても、後悔後に立たずです。
やっぱり、早め早めがいいのです。
基本的に公的年金を積み立てる中、金融商品等、お金に稼いでもらい増やしていく事もできます。
しかし後者はリスクが伴うので、しっかりとした自己分析をして許容範囲を理解して取り組む必要があります。
とにかく気が付いた時が行動の時です。
早ければ早い時期から、お金を貯めることで、先行きが、透明になり、先手、先手でゆとりを持った毎日を送れるようになるでしょうね。